1976年生まれ。福岡県出身。神奈川県相模原市在住。
グラフィックデザイナーを経て、広報担当としてレーシングチームにて活動。ドライバー育成とモータースポーツ文化の改革・発展プロジェクトに従事。のちホテル調理師として11年間勤務。
2013年10月より林亮太氏に師事し、色鉛筆画を描き始め、
2015年10月、色鉛筆画家として独立し活動を開始。
よく「美術系の何かに通われてたんですか?」と聞かれますが、私には全くそのような経験はなく、むしろなんの脈絡もない歩みのようではありますが、様々な職業を経験する中で、私は相手の望むものをカタチにしたり、与えたりする事で喜んでもらいたかっただけで、そのツールは何でもよかった、ただそれだけだったんだと気付く事ができました。
そして、私が最初になりたい職業として幼少時言葉にしたのは“画家”だった事を思い出します。
画材として使用している色鉛筆は、ただ趣味で感動した物事を描き残したいなと思ったときにお手軽な画材だったからというだけ。そんなはじまりが色鉛筆画家として活動するに至り、今では他の画材ではできない色鉛筆だけの表現をいつかできたらと追究しています。
こうして最後に選んだ画家という生き方。それを私はこれまでにした事のない、自分の中から生み出す未知の世界だと捉えていました。しかし、出会った人々や物事、喜怒哀楽を私というフィルターを通して絵画というカタチに変える、ただそれだけのことで、ゼロから私が創り出せるものなどなく、誰か、あるいは何かからもらったものでしかありません。
遠回りしてやっと辿り着いた色鉛筆画家という道ですが、そんな私の作品が観て頂いた方になにか伝えられたら、と創り続けていきます。